一週間ほど前、高校時代の野球部の連中との会合があった。何年ぶりかさえよくわからない。
十数名が集まる。
正直に言って、何も変わってない。
なんか話し方とか、そんなものがまるで変わってない。
ああこんな風に変わったんや、と思うことがほとんどない。
卒業して36年とか、37年とかが過ぎた。そんなに月日は過ぎてしまった。
ほんまかよ、と思うけれど。
大人になって、家庭をもって、仕事をもって、ここまで来た。
よい人生を過ごしてきたのか、そうでもないのか、そんなことを振り返るでもなく。
集まったその理由のひとつに、現役の部員たちを支援するために何が出来るのか、ということがある。
今の野球部を支援するために集まった。
実は野球部OB会の会長を10年ぐらいしている。今もしている。
しているが、実質は同期の阪本や伊藤に任せっきりでほとんど名前だけの会長である。
次の世代に移行していければよいのだが、なかなか難しい。ある事情からわれらの学年が中心的役割を果たしてきたし、今もそれはかわらない。
よろこばしいことでもうれしいことでもつらいことでもなく、現実である。
ダンス部の諸君はどうなんやろな。
卒業して10年して、20年して、30年して集まることはあるやろか。
そしてその時も、現役の高校生を応援しようと思うことはあるやろか。
そうやな。
30年後、一条高校ダンス部は存在しているんかな。
この俺は。
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